先週末は、たくさんのお子さまに来ていただきありがとうございました。
ぜひ、小さいお子さまも躊躇なく銭湯に連れてきてくださいね。我々の考える「銭湯子育て」の利点は3つあります。
社会とマナーを学ぶ
銭湯は小さな社会。スーパー銭湯や温泉のような大きな施設と違ってお互いの距離感が近い中、お客さん同士の譲り合いで成り立っているところがあります。
周りの人に飛ばさないようにシャワーを浴びるとか、使ったあとの洗い場の泡はさっと流すとか、幼いうちに小さなマナーを教えてあげることは、きっと本当の社会に出た時に助けになるでしょう。
ひとり洗いの練習
早いうちにお子さんひとりでお風呂に入る練習をしておくと、大人はとっても助かります。
おうちのお風呂では広さやシャワーの数など制約があり、お子さんのひとり洗いをそっと見守るのはなかなか難しいものですが、銭湯なら問題なし。他の小さなお子さんがひとり洗いする様子を見るのもよい刺激になるでしょう。
自分を癒す方法を知る
子どもだってストレスがたまる世の中。うまく言葉にしたり消化できない思いは、自分でケアをする方法を持っておきたいもの。
銭湯に通う子どもたちはそれを身体で感じているようで、学校でいやなことがあっても、大きいお風呂に入るとスッキリする、と教えてくれた子がいました。
ところで、県の条例により、7歳以上のお子さんは混浴ができなくなりました(少し早い気もしますが、色々な事件が起きていることを反映しての決定のようです)。
異性の親子でしかなかなか公衆浴場に来られないというご家庭は、お子さんが7歳になるまでが銭湯子育てのチャンスとなります。お気をつけくださいね。